AI動画制作会社おすすめ10選|料金・実績・得意分野を比較【2026年版】
AI動画制作を依頼できる会社は増えていますが、サービスの中身は同じではありません。撮影を行わず短いSNS動画を作る会社もあれば、実物の商品とAI映像を組み合わせる会社、企業CMを企画から手がける会社もあります。最安料金だけを見ると、映像素材1カットと完成動画1本を比べてしまうこともあります。
この記事では、法人がAI動画制作を相談できる10社を、得意な用途、公開されたAI動画の実績、制作方式、料金の条件で比較します。会社の特徴を知るだけでなく、自社の用途と予算に合わせて候補を絞り、見積もりを依頼する際に役立つ情報まで整理しました。
この記事で分かること
AI動画制作会社10社の特徴と公開料金、用途・予算別の候補、見積もりを比べる際の確認事項をまとめています。まず比較表で全体をつかみ、気になる会社の公開作品と契約条件を確認してください。
本記事は株式会社ジャパンプが制作し、自社を含む10社を紹介しています。掲載候補は、AI動画の受託サービスが確認でき、公式ページで作品・実績または制作条件を検証できる会社から選定しました。自社を先頭に掲載していますが、掲載順は客観的な優劣を示すランキングではありません。料金・実績等の確認日:2026年11月5日。
AI動画制作会社おすすめ10社の比較一覧
最初に10社の違いを一覧で見てみましょう。ここでは、どのような用途に向いているか、生成AIをどう活用するか、公開された事例や料金があるかに絞りました。料金非公開の会社でも、完成した企業CMなどの事例を確認できる場合は候補に含めています。
スマートフォンでは表を左右にスクロールできます。会社名を押すと各社の紹介へ移動します。
| 会社 | 得意な用途・制作方式 | 公開事例・確認できる情報 | 公式料金の目安 |
|---|---|---|---|
| 株式会社ジャパンプ | 写真・資料を起点に、撮影なしで企業向けの短尺動画を相談できる | 自社制作・配信した3シリーズ(法人広告の受託実績ではない) | 通常10万円/本(20秒〜・税区分要確認) |
| 合同会社サモテク | 少額のショート動画や継続発信を検討しやすい | 受託サービス・公開料金(個別の完成受託作品は未検証) | 15〜30秒5.5万円〜(税込) |
| ジェネミックス(株式会社フォー・ファイヴ) | 商品の実物や撮影素材をAIの背景・演出と組み合わせる | 商品・施設・SNS向けの公開作例(個別の受託区分は要確認) | 1カット3万円〜/短尺15万円〜/PR15〜30秒30万円〜 |
| 株式会社JPC | 商品PR・研修・展示会まで、AI動画の公開法人案件が豊富 | ダイナック・蝶理などの法人向けAI動画案件 | 20万円〜(案件条件により変動) |
| 株式会社スムージースタジオ | 商品PR・SNS・大型イベント映像の表現力を比較できる | ululis・朝日屋・RIZINなどの公開制作作品 | 要問い合わせ |
| 株式会社LUVAS | AIタレント・採用・周年イベントなど実写併用も含めて相談できる | 山九東日本サービスなどの法人AI映像制作事例 | 要問い合わせ |
| SUSUMU Inc. | CM企画・演出とAI映像を組み合わせた定型プランを公開 | 新R25掲載映像のAI担当パート・温泉旅館向け映像 | 20〜30秒33万円(おまかせプラン) |
| 株式会社プルークス | 複数パターンのWebCMを制作し、広告配信・検証まで考えたい | 2026年9月開始のAI制作プラン(個別完成事例は未確認) | ライト1本60万円〜/5本200万円〜(税別) |
| DOT SCENE | Web広告・企業PR・技術映像の公開AI受託事例が具体的 | TORAIZ・石川エナジーリサーチなどの法人案件 | 15秒前後の短尺AI動画50万円〜 |
| PYRAMID AI | 全編AI生成から撮影・CG併用まで、企業CMの表現実績が豊富 | 東京シティ競馬の全編AI生成CM、REGZAのAI併用CM | 要問い合わせ |
比較対象は、日本国内で法人向けAI動画制作を相談できる会社・サービスです。公開事例欄では「法人向けの制作案件」「自社制作作品」「用途別サンプル」「新プラン発表」を区別しています。料金は制作尺・工程・本数・税区分が異なるため、金額順のランキングではありません。「要問い合わせ」はAI動画の共通料金を確認できなかったものです。
短尺を試したい場合はジャパンプやサモテク、商品の形や色を正しく見せたい場合はジェネミックスやJPC、大規模なCMを検討する場合はPYRAMID AIなどが比較候補になります。ただし、同じ用途でも必要な制作工程は異なります。以下の各社紹介と目的別の比較をあわせて確認してください。
おすすめAI動画制作会社10社の特徴・料金・制作実績
株式会社ジャパンプ|写真・資料を起点に、撮影なしで企業向けの短尺動画を相談できる
株式会社ジャパンプは、写真・会社資料・Webサイト・テキストなど、すでに手元にある情報からAI動画を制作するサービスを提供しています。商品・サービス紹介、採用、会社紹介、営業資料の動画化、SNS広告などに対応し、企画が固まっていない段階から相談できる点が特徴です。原則として新たな撮影を行わず、生成AIで用意した素材を構成・編集して完成動画に仕上げます。
公開実績としては、自社で企画・制作・配信したAIショートドラマ「万年残業係の正体、実は次期社長」「お前なんかいらない」「ポコとチビ」があります。Instagram・YouTube Shorts・TikTokの3媒体で累計約1,200万回再生(2026年11月時点の社内集計)を記録しました。これは映像制作・SNS配信の経験を示す自社オリジナル作品の実績であり、企業から受託した広告動画の成果数値ではありません。
AI動画制作LPでは、20秒以上で通常価格10万円、制作期間は最短5営業日と案内しています。また、先着5社限定のキャンペーンについては、1社1本・修正2回込みと明記されています。キャンペーンの受付状況や通常価格での修正条件は今回確認できないため、比較表では通常価格を使用し、具体的な修正範囲・商用利用・納期は見積もり時に確認してください。
料金:通常10万円/本(20秒〜・税区分要確認)
実績の確認区分:自社制作・配信作品。法人向け広告の受託成果ではない
制作方式:写真・資料・テキスト等からの生成AI映像と人による編集
確認上の注意:法人広告としての公開受託事例は、今回確認した情報だけでは提示できません。オリジナル作品を発注実績と混同しないようにしましょう。
合同会社サモテク|少額のショート動画や継続発信を検討しやすい
サモテクは、企業のAI導入支援や広告運用などとあわせて、AI動画制作を提供しています。公式サービスでは採用・商品紹介・SNS動画を対象に、企画・構成、AIによる制作・編集、確認・修正、納品までの流れを説明。単発の小さな制作から継続発信まで相談したい企業に向いています。
公開料金は15〜30秒のショート動画が5.5万円〜、30秒〜1分の商品・サービス紹介動画が19.8万円〜、2〜3分の採用・会社紹介動画が33万円〜(いずれも税込、2026年10月時点の公式案内)。修正2回、前払いなどの条件も公開しており、発注前に必要な情報を把握しやすい点は比較上の強みです。
一方で、今回確認した公式サービスページと料金解説だけでは、個別の法人受託案件について完成作品を横並びで検証できる状態ではありません。会社紹介や制作プロセスを根拠に評価し、企業案件の完成動画を見たい場合は直接問い合わせるのが確実です。
料金:15〜30秒5.5万円〜(税込)
実績の確認区分:AI動画制作サービス・公開料金。個別の完成受託作品は未確認
制作方式:企画・構成からAI制作・編集、修正・納品まで
確認上の注意:公開された制作条件と、個々の完成映像を確認できるかどうかは分けて判断してください。
ジェネミックス(株式会社フォー・ファイヴ)|商品の実物や撮影素材をAIの背景・演出と組み合わせる
ジェネミックスは、実写の商品写真や撮影素材にAIで生成した背景・動きを組み合わせる広告・PR映像制作サービスです。例えば商品パッケージを見せたいとき、商品の形状まで全てAIで作るのではなく、実物を撮影した素材を使い、周囲の演出をAIで補う方針を紹介しています。生成素材を編集・色調整・音声などで仕上げる制作体制も説明されています。
公式サイトではリカバリーウエア、ヘアカラー、飲食物、リゾートホテル、縦型SNSなどの作例を公開。料金はAIシーン1カット3万円〜、SNS向けショート動画3シーン程度15万円〜、15〜30秒のプロモーション動画6シーン程度30万円〜です。カットと完成動画は成果物が異なるので、最安の3万円を「広告動画1本の制作費」として扱うのは適切ではありません。
公式FAQでも、商品形状・デザインを完全に再現できない場合があることを認め、再現性が重要な案件には実写とのハイブリッドを提案しています。用途別の公開作例は確認できますが、すべてを実名の受託案件とみなすことはできません。
料金:1カット3万円〜/短尺15万円〜/PR15〜30秒30万円〜
実績の確認区分:公式の用途別作例。実名クライアント案件かは作品ごとに要確認
制作方式:実物写真・撮影動作+AIシーン生成・編集
確認上の注意:商品やロゴの再現性は個別確認が必要です。実名の受託事例と用途別サンプルは区別してください。
株式会社JPC|商品PR・研修・展示会まで、AI動画の公開法人案件が豊富
JPCは従来の映像制作・広告制作の体制を持ち、生成AIと実写・アニメーション・CGを組み合わせた企業向け動画制作に対応しています。商品写真からモデル着用イメージを作る動画、企業紹介、EC向け動画、展示会映像など、利用場面が具体的に示されています。
公式のAI動画実績一覧には、飲食店の事故防止向けマニュアル動画を制作したダイナック、展示会向け映像を制作した蝶理、新サービスPR動画を制作したNTTスマートコネクトなどの法人案件が掲載されています。用途の異なる企業案件を見比べやすい点が特徴です。
生成AI動画の料金目安は20万円〜。公式案内では企画・シナリオ、絵コンテ、編集、BGM・効果音、AI素材などの工程を示していますが、内容によって金額が変わります。なお、同社が示す「累計7,000本以上」は映像制作全体の数字であり、生成AI動画だけの制作本数ではありません。
料金:20万円〜(案件条件により変動)
実績の確認区分:実名企業のAI動画制作事例を公式に公開
制作方式:AI生成と実写・アニメ・CGの組み合わせ
確認上の注意:AIの使用範囲は案件ごとに異なるため、気になる公開事例の制作方式を確認すると比較しやすくなります。
株式会社スムージースタジオ|商品PR・SNS・大型イベント映像の表現力を比較できる
スムージースタジオは、生成AIを活用した商品PR、WebCM、SNS動画、イベント映像などを手がけています。公式の作品一覧では、ヘアケアブランド「ululis」のSNSブランディング動画、朝日屋の松阪牛CM、格闘技イベント「RIZIN」の会場映像など、用途の異なる作品を確認できます。
商品訴求では質感や世界観の演出、イベント映像では大きなスクリーンで印象に残る表現など、目的によって制作の見せ方が異なります。単なるAI素材生成にとどまらず、完成作品としての構成や演出を見たい企業に向く候補です。
料金は尺・演出の複雑さ・利用するAI技術などで変動し、公式サイトは個別見積もりとしています。公式の制作日数解説では、案件条件に応じて約2週間・約1か月などの進行例を示しています。具体的な納期は見積もり時に確認が必要です。なお、同社が公開するすべての作品でAIが同じ範囲に使用されたわけではありません。
料金:要問い合わせ
実績の確認区分:実名ブランド・企業向け作品を公式公開(AI使用工程は作品ごとに確認)
制作方式:生成AIを中心とする映像制作+人による演出・編集
確認上の注意:採用ドラマや一般映像の制作実績については、AI使用範囲が明記された作品と分けて確認しましょう。
株式会社LUVAS|AIタレント・採用・周年イベントなど実写併用も含めて相談できる
LUVASは、生成AIを映像制作の一部または全体に活用するサービスを提供しています。公式サイトには、山九東日本サービスのAI社員を使った採用動画、ファインドスターのAIとCGを組み合わせた周年記念オープニング、日本生命の企業イベント向けAIアニメーション、広川製作所のAIタレントTVCMなどが掲載されています。
AIを使う箇所だけを加工し、その他は実写・CG・通常編集で仕上げる制作も可能と説明しています。採用動画では実在社員のプライバシーを守りつつ伝える方法、イベント映像では企業の歴史や未来像を印象的に伝える方法など、目的が具体的です。
料金は公式サイトで原則個別見積もり。用途、撮影の有無、構成などをヒアリングして提案する仕組みです。AIタレントやAI社員を利用する際は、人物の表現だけでなく、社内の説明責任や利用許諾・表示方針も事前に相談すると安心です。
料金:要問い合わせ
実績の確認区分:実名企業向けのAI動画制作事例を公式公開
制作方式:必要な工程だけ生成AIを使うハイブリッド制作にも対応
確認上の注意:AIの使用比率や肖像権の条件は作品・契約によって異なり、共通の固定料金は確認できません。
SUSUMU Inc.|CM企画・演出とAI映像を組み合わせた定型プランを公開
SUSUMU Inc.は、CMの企画・制作経験を生かしたAI映像制作を打ち出しています。公式サイトには、新R25掲載映像で担当した生成AIのパートや、実在する温泉旅館の素材とAIキャラクターを組み合わせた温泉マナー動画などが掲載されています。AIによる表現を制作物の目的に合わせて使い分ける点が特徴です。
公開プランは20〜30秒の「AI映像おまかせプラン」33万円、30秒の企画設計プラン55万円、実写+AIのプラン110万円など。33万円プランにはヒアリング、企画構成、AI動画、編集、BGM、ナレーション、字幕、修正2回が含まれると案内されています。
一方、TVCM・4K納品・指定コンテ・著作権譲渡等は定型プランとは別見積もりです。基本価格だけで判断せず、広告媒体やクライアントの決裁要件を伝えた上で対応可能な条件を確認するとよいでしょう。
料金:20〜30秒33万円(おまかせプラン)
実績の確認区分:AI映像パートの制作協力・生成AI×実写の公開例
制作方式:AI主体プランと実写+AIプランを分けて提供
確認上の注意:33万円は特定の20〜30秒プランの価格であり、すべてのAI映像やTVCMの共通料金ではありません。
株式会社プルークス|複数パターンのWebCMを制作し、広告配信・検証まで考えたい
プルークスは動画制作・マーケティング支援を手がけ、2026年9月に企業向けの「生成AI動画制作プラン」を発表しました。WebCMやブランド動画の企画・構成から制作、配信・効果検証までを支援する設計で、撮影・キャスティングを生成AIで代替する方法を取り入れています。
公開料金はライトプラン1本60万円〜、5本パッケージ200万円〜(税別、1本あたり約40万円〜)。ターゲット別・訴求別に複数パターンを制作し、広告の反応を比較したい企業には検討しやすい料金体系です。広告配信・効果分析は別オプションのため、動画制作費と広告運用費を分けて確認する必要があります。
同社は動画制作全体の支援実績を公開していますが、そのすべてが生成AIを使用した動画ではありません。今回の公式発表で新プランの提供条件は確認できる一方、同プランによる個別の完成受託映像を確認できたわけではないため、実制作例は問い合わせ時に確認するとよいでしょう。
料金:ライト1本60万円〜/5本200万円〜(税別)
実績の確認区分:公式の新サービス・料金発表。新プランの完成受託作品は未確認
制作方式:生成AIを活用したWebCM制作+広告運用の設計
確認上の注意:「動画制作8,000本以上」は企業全体の実績であり、生成AIプランの制作本数ではありません。
DOT SCENE|Web広告・企業PR・技術映像の公開AI受託事例が具体的
DOT SCENEは、AI動画を利用したWeb広告・企業PR・番組映像・イベント演出などを手がける制作会社です。公式事例には、英語コーチングスクールTORAIZの15秒Web広告、シン・エナジーの神戸ストークス公式戦向け30秒スポンサードCM、産業用ドローンを扱う石川エナジーリサーチの展示会映像などがあります。
石川エナジーリサーチの事例では、AI映像と実写・提供素材を組み合わせ、産業技術が社会で使われるイメージを映像化しています。実在する製品の情報と、現実には撮影しにくい未来の利用場面を組み合わせたい案件では、具体的な参考になります。
料金表では15秒前後の短尺AI動画50万円〜、15〜30秒の広告・CM向け100万円〜、約1分の商品・サービス紹介150万円〜と案内しています。同じ短尺でも仕上がりや用途によって区分が異なるため、50万円がすべての広告CMに適用されるとは限りません。
料金:15秒前後の短尺AI動画50万円〜
実績の確認区分:実名企業のAI動画制作事例を公式に公開
制作方式:AI映像と実写・提供素材を組み合わせる制作も対応
確認上の注意:金額は公式の用途別目安。個別の制作範囲・納品条件は見積もりで確定します。
PYRAMID AI|全編AI生成から撮影・CG併用まで、企業CMの表現実績が豊富
PYRAMID AIは、広告制作で生成AIを活用するクリエイティブスタジオです。東京シティ競馬の「生成AIで競馬CMつくってみた」シリーズでは、実況風の架空レースやアニメ予告編風の表現を全編AIで制作。一方、REGZAのTVCM事例では、撮影・CG・合成・編集とAIを組み合わせています。
同じ「AIを使ったCM」でも、実写撮影を置き換える場合と、AIならではの非現実的な世界観を作る場合では、選ぶ制作手法が違います。公開作品からこの幅を確認できるのが特徴で、広告としての企画・演出に重点を置く企業の候補になります。
公式サイトで共通の料金表は確認できませんでした。予算と用途、制作したい世界観を伝え、企画・制作・放映媒体の条件を含めた個別見積もりを依頼する形になります。東京シティ競馬の作品は実在クライアントのCM案件ですが、すべての展示作品を同じ種類の受託広告とみなさないことも重要です。
料金:要問い合わせ
実績の確認区分:実名クライアントのAI主体/ハイブリッドCM実績を公式公開
制作方式:生成AI主体・実写/CG/合成など案件ごとに使い分け
確認上の注意:価格非公開。全編AI生成とAIを一部活用した広告を区別して比較しましょう。
目的・予算別に選ぶAI動画制作会社
同じAI動画制作でも、発注条件が変わると適した会社も変わります。ここでは、前述の10社の公式情報をもとに、依頼目的から候補を考えてみます。特定の会社が必ず最適という意味ではなく、相見積もりの候補を絞るための整理です。
予算を抑えて短いAI動画を試したい場合
まず1本を制作してSNSや営業で使ってみたいなら、サモテクやジャパンプが候補です。サモテクは15〜30秒5.5万円〜(税込)、ジャパンプは20秒以上で通常10万円を案内しています。ただし、動画の長さ、修正条件、企画の範囲は同一ではありません。
ジャパンプは写真・資料など既存素材からの制作を想定しているため、会社案内や商品情報がすでに手元にある場合に検討しやすいでしょう。一方、撮影が必須の表現や商品の精密な再現が必要な場合は、別の制作方式も比較したほうがよいケースがあります。
商品PR・EC向けのAI動画を作りたい場合
商品そのものの形やパッケージを正しく見せたいなら、ジェネミックスとJPCを比較すると判断しやすくなります。両者とも商品写真や既存の撮影素材を生かす方法を説明しています。ジェネミックスは実写とAIの組み合わせを明確に提案しており、JPCは商品紹介・EC・化粧品などの幅広い制作例を示しています。
商品名・ロゴ・色・形状の正確性が必要な場合は、見た目のインパクトだけでなく、実物と照らした最終確認の方法まで聞いておきましょう。完全にAI生成するより、実物の商品写真を残すほうが適する場合もあります。
SNS広告やショート動画を継続して制作したい場合
毎月複数本を制作するなら、サモテクの月額相談や、プルークスの複数本プランが検討候補になります。ただし目的は異なります。サモテクは小規模な動画発信の継続、プルークスはWebCMを複数パターン制作して訴求を検証する方向に重きを置いています。
投稿用に完成データだけ欲しいのか、広告の配信設計や分析まで必要かで見積もりの範囲は変わります。動画単価だけを比較せず、縦横比の変更、テロップ差し替え、広告運用費も確認してください。
採用・会社紹介・企業イベントでAI動画を使いたい場合
採用向けのAI社員表現や周年イベントを検討するなら、LUVASは公式の法人案件が具体的です。JPCには展示会や企業紹介、研修用の事例があります。写真・資料をもとに短い会社紹介動画を作るなら、ジャパンプも候補になります。
採用・会社紹介は、企業の実態を誤解なく伝える必要があります。AIで作った人物を実在社員と誤認させない表現や、事実関係の確認、社内承認フローまで想定して依頼すると安心です。
本格的なCM・ブランド映像を制作したい場合
ブランドの世界観や高度な映像表現を重視するなら、PYRAMID AI、DOT SCENE、スムージースタジオ、SUSUMUが比較対象です。公開された企業案件には、全編AI生成のCMだけでなく、実写・CGとAIを組み合わせた制作もあります。
こうした案件は動画の秒数だけでは必要な制作費を判断しにくいため、目的、媒体、希望する表現、納期、参考作品を共有して個別見積もりを取るのが現実的です。
AI動画制作会社の料金を比較する際の注意点
料金表を見るときは、「同じ完成物を比べているか」を最初に確認してください。例えばジェネミックスの1カット3万円〜と、JPCの生成AI動画20万円〜は、成果物の単位と制作範囲が同じではありません。
1カット・完成動画1本・複数本パッケージを分けて見る
| 例 | 公開金額 | 含意・注意点 |
|---|---|---|
| ジェネミックス|AIシーン | 3万円〜/カット | 動画素材1シーンの制作。完成広告1本の価格ではない |
| サモテク|ショート | 5.5万円〜/15〜30秒(税込) | 短尺動画の制作。企画・修正条件を確認 |
| SUSUMU|定型プラン | 33万円/20〜30秒 | 企画・編集・字幕・修正2回を含む。指定コンテ等は別見積もり |
| プルークス|複数本 | 200万円〜/5本(税別) | 1本約40万円〜のパッケージ条件。単発とは価格が異なる |
価格帯だけで制作会社を並べると、必要な品質や工程を見落とすおそれがあります。共通条件で見積もりを取り、含まれる作業を比較して初めて判断しやすくなります。
最安料金だけでなく、用途と修正・権利条件を合わせる
テレビCMなどの媒体で使う場合と、自社SNSの通常投稿だけに使う場合では、必要な確認が異なります。BGMやナレーション、商標・肖像の利用許諾、広告審査への対応が追加になることもあります。制作会社に「商用利用できますか」とだけ聞くより、実際に掲載する媒体と広告利用の有無を伝えたほうが誤解がありません。
AI動画制作会社の実力を見極める4つのポイント
完成したAI動画と、AIを使った工程を確認する
数秒のデモ素材は映像の質感を確認するのに役立ちますが、編集・ナレーション・字幕を含む完成動画の実力までは判断できません。自社に近い用途の完成作品を見せてもらい、企画から納品までどこを依頼できるかを確認しましょう。会社全体の映像制作本数と、生成AIを使った制作本数も分けて考える必要があります。
商品・人物・ロゴの再現性を確認する
商品が実物と違う形で映れば、映像として美しくても広告には使えない場合があります。人物の顔・手・衣服、商品ラベル、ロゴ、店舗設備など、間違ってはいけない対象を最初に決めてください。商品写真を生かす方式、実写と組み合わせる方式、生成した映像を細かく修正する方式など、会社ごとの提案を比較すると判断しやすくなります。
AI生成が難しい動作を、編集・演出で補えるか確認する
AIでは、細かな手の動きや、複数の人物が接触する瞬間の表現が安定しないことがあります。その場合、同じ生成を繰り返すだけでなく、場面を分けたり編集で動きを補ったりする選択肢があります。
制作経験からの補足|ジャパンプの制作記録
自社のAIショートドラマ制作過程では、人物が相手の手を払いのける場面について、接触の瞬間を一度にAI生成するのではなく、前後のカットや効果音を組み合わせる編集方法が検討されました。これは当該作品での制作方針の記録であり、すべての案件やAIツールで同じ結果になるという意味ではありません。
発注時には、難しい表現が発生した際に「再生成・実写素材の活用・編集による代替」のどこまで対応できるかを聞いておくと、品質と修正費用を見通しやすくなります。
修正・商用利用・二次利用の条件を確認する
字幕の修正と、映像を構成から作り直す修正では、作業量が異なります。修正回数だけでなく、どの範囲の修正が料金に含まれるかも確認してください。SNS投稿・Webサイト・広告配信・テレビCM・展示会・営業資料への二次利用は、利用する素材や契約条件によって扱いが変わります。
AI動画制作会社に見積もりを依頼する際の条件例
複数社の見積もりを比較するなら、まず同じ条件を伝えることが大切です。以下は、企業のSNS広告を想定した架空の発注条件です。各社がこの金額や条件で制作できることを示すものではありません。
| 目的 | SNS広告で新商品を紹介する |
|---|---|
| 尺・本数 | 30秒・縦型(9:16)・1本 |
| 支給素材 | 商品写真、ロゴ、商品説明、参考動画 |
| 依頼したい工程 | 企画・構成、AI生成、編集、字幕、BGM |
| 修正希望 | 2回。画像・構成の変更が含まれるかは要確認 |
| 利用範囲 | Instagram・TikTok投稿/SNS広告/自社Webサイト |
| 納品 | 完成MP4データ。字幕あり・なしは別途確認 |
この条件をもとに、各社には「料金に含まれる工程」「商品の正確な再現方法」「修正2回の定義」「追加料金になる作業」「納品までの日数」「商用利用・二次利用の範囲」を同じ順番で確認します。
比較表には公開料金を載せていますが、上記条件での正式見積もりを10社から取得したわけではありません。価格が近く見えても、発注内容をそろえると見積もりが変わる可能性があります。
AI動画制作会社への依頼でよくある質問
写真や資料しかなくてもAI動画を制作できますか?
写真・会社資料・Webサイトの情報を使った制作に対応する会社があります。ジャパンプやJPCは、そのような制作方法を公式に案内しています。ただし、素材の解像度や権利、商品を正しく見せる必要性によっては追加撮影を提案される場合があります。
企画が決まっていなくても制作会社に相談できますか?
企画・構成から対応する会社なら相談できます。最初は「誰に何を伝えたいか」「どの媒体で使うか」「予算・納期の目安」が分かれば十分な場合もあります。完成イメージに近い参考動画があれば共有すると、見積もり条件をそろえやすくなります。
AI動画はSNS広告やテレビCMにも使えますか?
広告利用を想定した制作に対応する会社はあります。ただし、制作物の商用利用条件と、広告媒体の審査・考査は別の確認事項です。使用する画像・声・音楽・ロゴ等の権利や、生成AIを使用した映像に関する契約条件も含めて事前に相談してください。
AI動画の制作期間はどれくらいですか?
尺、制作点数、企画の確定状況で異なります。公式案内ではジャパンプが最短5営業日、スムージースタジオが制作日数の解説で約2週間〜1か月の進行例を紹介、プルークスの生成AI動画制作プランが約1.5〜2週間という例があります。いずれも案件条件に依存するため、必ず希望納期を伝えて見積もりを取ってください。
何社くらいから見積もりを取ればよいですか?
予算・用途・制作方式が近い2〜3社程度に絞り、同じ条件で相談すると比較しやすくなります。価格だけでなく、完成作品、再現性の確認方法、修正条件、担当範囲を見比べましょう。なお、制作会社の得意分野が大きく違う場合は、先に企画の方向性を整理したほうが判断しやすくなります。
まとめ|自社に合ったAI動画制作会社を選ぼう
AI動画制作会社には、低予算の短尺動画、商品写真を活用した広告、採用・企業イベント、生成AIならではの大型CMなど、それぞれ異なる強みがあります。比較する際は、まず自社の用途に近い完成作品を確認し、そのあと公開料金と見積もり条件をそろえるのが近道です。
特に商品や人物を正確に表現する必要がある場合は、AIでどこまで生成し、どこから実写や編集で補うのかも重要な判断材料になります。迷ったら、制作目的・支給できる素材・媒体・予算を整理し、候補となる会社へ相談してみてください。
掲載情報・調査方法について
本記事は各社の公式サービスページ・公開作品・事例紹介・公式プレスリリースをもとに構成しています。掲載対象はAI動画制作の法人相談が可能な企業を中心に、用途・価格帯・公開実績の種類が偏りすぎないよう選びました。各社への同条件の見積もり取得や制作品質の実地採点は実施していません。掲載順はサービス品質の順位を示しません。公開料金は各社の条件によって成果物が異なり、記事内の条件例は正式見積もりではありません。
自社オリジナル作品の再生実績は2026年11月時点の社内集計(Instagram・YouTube Shorts・TikTokの3媒体合算)。制作上の課題と対応例は自社制作記録に基づきます。掲載情報確認日:2026年11月5日。
執筆:株式会社ジャパンプ